DCONは、高等専門学校生(以下、高専生)が日頃培った「ものづくりの技術」と「ディープラーニング」を活用した作品を制作し、その作品によって生み出される「事業性」を企業評価額で競うコンテストです。
ディープラーニングによる課題解決策を事業案として提出いただく一次審査、プロトタイプを制作し技術面での実現性を審査する二次審査を経て、本選出場チームが決定されます。本選出場チームは、高専出身者を含む事業経験豊富な起業家有志が各1名ずつメンターとして参画し、 開発した作品の「事業性」を磨き、本選審査員のベンチャーキャピタリスト陣から企業評価額を勝ち取るためのプレゼンテーションに臨んでいただきます。
なお最優秀賞に選ばれたチームには、起業資金100万円と、日本ディープラーニング協会若手奨励賞が授与されます。
Topics
・2020/8/24
【DCON2020 最終結果】自動点字翻訳システムで5億円の企業評価額を受け、東京高専チームが最優秀賞を受賞
詳細はこちらをご覧ください
・2020/8/24
高専生によるディープラーニング活用事業コンテスト「DCON2021」応募受付がスタート
詳細はこちらをご覧ください
大会結果速報はこちらをご覧ください。
☆テレビ放送 オンデマンド配信中
NHK教育テレビジョン(NHK E)放送番組『サイエンスZERO』
DCON2020本選の模様を2回にわたり放送されました。
下記よりオンデマンドでの視聴が可能です。
第1回 9月6日放送分 NHKオンデマンド
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2020109544SA000/
第2回 9月13日放送分 NHKオンデマンド
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2020109545SA000/
☆アーカイブ映像
日経チャンネルにて、後日公開予定
https://channel.nikkei.co.jp/
About DCON
DCONとは
DCON(ディーコン)は、
ディープラーニング × ハードウェア
高専生による事業創出コンテスト
- ハードウェア
- ディープ
ラーニング - 事業性
Message
メッセージ
ディープラーニングの技術進化が急速に進んでいます。そのイノベーションは、多くの人が想像するよりも、ずっと大きな変化を社会全体にもたらすものです。
ディープラーニングが実現する、多数パラメータによる現象のモデル化は、従来の科学技術のあり方そのものを変える可能性すらあると思っています。
ディープラーニングの産業活用には、カメラ、センサ、アクチュエータ等、さまざまなハードウェアとの連携が必要になります。
ディープラーニングを学んだ人がハードウェアを学ぶのには時間がかかりますが、それに比べ、ハードウェアを学んだ人がディープラーニングを学び、道具として使いこなせるようになるのはそれほど難しくありません。そこに、高等専門学校生(高専生)の可能性があります。
高等専門学校は、日本独特の教育制度であり、ものづくりの技術を実践的にかつ効率的に教育する優れた仕組みです。高専生がディープラーニングを身につけることで、機械・電気・ディープラーニングという「新・三種の神器」が揃った20代の人材が、日本に誕生することになります。
GAFAに代表されるようなインターネット人材を中心とする「スマートな」ディープラーニングの活用ではなく、ものづくりに密着した「現場感のある」「実践的な」ディープラーニングの活用によって解決できる社会課題がたくさんあります。
各地にある高専から、新たな企業が生まれ、大きな投資資金が流れれば、地方経済にも大きな刺激になります。また、地方にある優良なものづくり企業と連携していくことで、地元企業の底上げにもつながります。
そのなかから、世界で通用する企業が生まれてくるかもしれません。
高専DCONはこうした想いのもとに誕生しました。
高専生自身が今の時代に自分たちのもつ潜在的な価値に気づき、自信をもって新たなイノベーションを生み出してもらいたいと思っています。それが結果として、日本全体を勇気づけ、日本の明日を切り拓くことにつながっていけばと思います。
DCON2019は、2019年4月に東京丸の内で行われました。
そして、DCON2020は、市場性の高い課題を設定することで、さらに事業性の大きなものにつながればと思っています。
そのために、事務局となる日本ディープラーニング協会では、高専生への教育の提供や計算機環境の提供など、さまざまな支援を計画しています。
高専生の活躍を心より楽しみにしています。
DCON実行委員会 委員長
DCON 2020
2020の開催概要
1.エントリー募集締切
- 2019年 10月 4日(金)
一次審査結果発表 2019年 10月 15日(火)
2.提供資源説明会 CEATEC2019
- 2019年 10月 15日(火)
3.二次提出締切
- 1月 6日(月)
二次審査結果発表 2020年 1月 23日(木)
4.本選
-
2020年 8月 22日(土)
15:00〜18:00
18:00〜表彰式
オンライン開催
主催
共催
運営
-
DCON
実行委員会
協力50音順
- 株式会社
経営共創基盤 - 株式会社
アイデミー - 株式会社
ABEJA - 株式会社
17 Media Japan - 株式会社
WiL - connectome.design
株式会社 - 株式会社
高専キャリア教育研究所 - さくらインターネット
株式会社 - Sansan
株式会社 - 株式会社
Shiftall - Study-AI
株式会社 - 株式会社
zero to one - DBJキャピタル
株式会社 - 株式会社
ディープコア - 株式会社
東京大学エッジキャピタルパートナーズ - フラー
株式会社 - 株式会社
ブレインパッド - 株式会社
プレックス - ボストン コンサルティング グループ
特別協賛50音順
協賛50音順
後援
<応募資格>
- ・全国の国公私立高等専門学校に本コンテスト応募時点で在籍する学生(専攻科生を含む)。応募時点で在籍していれば、本選時点で学校を卒業している方でも応募できます。
・学生1名〜7名+指導教員1名で一つのチームとして応募
・1チーム1作品のみとします。そのため、同一の学生が複数のチームで応募することはできません。また、複数校(複数キャンパスを含む)の学生による混成チームは認められません。チームメンバーの学生については、エントリー後でも変更(交代または1名〜7名の中での増減)を認めますが、指導教員の変更はできません。但し、指導教員については複数チームを掛け持ちしても構いません。
<応募作品について>
- ディープラーニングとハードウェアを組み合わせた作品で、事業性に富むもの。一次審査では、書類選考のみのアイディアベースで構いませんが、本選までには展示デモンストレーションおよびプレゼンテーションができるレベルまで完成することが前提です。
<応募方法>
- ◎一次審査(書類審査)
DCONエントリーシートに必要事項を記入し、DCON実行委員会事務局に送付してください。
エントリーシートはDCON公式HP(https://dcon.ai)よりダウンロードできます。
◎二次審査
詳細は一次審査通過者にお知らせします。
<審査方法>
- 本コンテストは一次審査・二次審査・本選の3段階で実施します。
◎一次審査
エントリーシートに基づいて書類審査を行います。技術力だけではなく、事業性も審査し、最大で約30チームが二次審査へ進みます。
◎二次審査
一次通過チームには、プロトタイプを制作していただきます。そのために必要となる、計算資源やプラットフォーム、制作費補助など、DCON実行委員会事務局より提供します。審査は必要書類に加えて、実際にプロトタイプが動いている動画を提出していただきます。
事業経験豊富な起業家メンターによって選考され、通過チームは、メンターと共に最終審査会に向けて、プレゼンテーション資料の作成や準備をしていただきます。
◎本選
審査方法は、技術審査とプレゼンテーション審査です。
技術審査は3日間(予定)の展示会場で、実際の作品を使ったデモンストレーションを行い、技術審査員に審査していただきます。
プレゼンテーション審査はベンチャーキャピタリスト審査員・観客が見守るステージで約5分間のプレゼンテーションをしていただきます。
技術審査の評点と、プレゼンテーション審査を加味し、ベンチャーキャピタリスト審査員が決める企業評価額によって最優秀賞が決まります。
<表彰>
- 次の賞を授与します。
・最優秀賞1点(賞状および、副賞/起業資金100万円)
・日本ディープラーニング協会若手奨励賞1点
・その他、優秀賞なども表彰予定です。
<注意事項>
- 1. 交通費について
本選参加における会場までの往復交通費・宿泊費は原則、学生3名+指導教員1名まで実費支給します。事前に往復交通費・宿泊費の見積りをDCON実行委員会事務局までご提出ください。
※交通費支給対象は以下となります。
飛行機(エコノミー)/新幹線(普通車指定席・普通車自由席)
その他区間についてはDCON実行委員会事務局までお問合せください
2. 作品の搬送について
本選参加における展示作品の搬送費用は原則として実費支給します。事前にDCON実行委員会事務局まで搬送方法・搬送費用等をお知らせください。
3. 知的財産権等について
作品の応募に関しては、他者の知的財産権の侵害や、共同研究者との機密保持契約違反などが無いように十分注意し、自身の知的財産権の保護にも必要な配慮をしてください。 なお、応募作品に対する著作権は応募者が有しますが、以下の資料等については,記録 ビデオ、公式サイト、パンフレット等に掲載することがあります。また、教育目的に使用する場合がありますので予めご了承ください。
(1) エントリーシートおよび選考中に提出していただいた書類・ファイル(作品紹介、応募内容ファイル)
※ただし、ソースコードや学習済みモデルは外部には公開しません。
(2) 本選時に撮影した写真・動画およびプレゼンテーション用の資料(データ・動画など)
4. 他コンテストへの応募作品
DCONでは、他のコンテストに応募済み・またはこれから応募する予定の作品でもエントリーを受け付けます。ただし、当該コンテスト側での規定や権利関係などはご自身で十分にご確認ください。
<お問い合わせ・応募資料等の送付について>
- お問い合わせおよび応募資料等の送付は、以下のメールアドレスへお願いします。
DCON実行委員会事務局:info@dcon.ai
※お問い合わせおよび応募資料等の送付は、必ず指導教員が行って下さい。その際、教員のお名前、所属(高専名、所属学科など)を必ず明記して下さい。
50音順
岩佐 琢磨株式会社Shiftall
代表取締役CEO岡田 陽介株式会社ABEJA
代表取締役社長 兼 CEO小野 裕史株式会社17 Media Japan
代表取締役折茂 美保ボストン コンサルティング グループ
マネージング・ディレクター & パートナー菅野 流飛株式会社高専キャリア教育研究所
代表取締役社長草野 隆史株式会社ブレインパッド
代表取締役社長黒崎 俊株式会社プレックス
代表取締役佐藤 聡connectome.design株式会社
代表取締役社長渋谷 修太フラー株式会社
代表取締役CEO田中 邦裕さくらインターネット株式会社
代表取締役社長寺田 親弘Sansan株式会社
代表取締役社長
- Address
- 〒105-0011
東京都港区芝公園1丁目1番1号
住友不動産御成門タワー9F
一社)日本ディープラーニング協会 事務局内
DCON実行委員会
- info@dcon.ai
- YouTube
- 一般社団法人日本ディープラーニング協会