旭川工業高等専門学校 – L-DD ーラベル認識から始めるDX化ー

旭川工業高等専門学校

チーム名:北国のディープラーニング屋さん

作品名:L-DD ーラベル認識から始めるDX化ー

本作品は、製造現場における原材料等に貼ってあるラベルを認識することで、製造時の原材料の取り間違え防止、必要な原材料のピックアップ・投入支援、在庫管理、生産製品のトレーサビリティ、使用者独自の管理QRコードを発行できるシステムです。

ラベルの認識には、OCRとディープラーニングを併用したハイブリッド型認識を実現します。
使用者は、カラーカメラを搭載したスマートフォン等のモバイル端末もしくは、カラーカメラを搭載したARグラスおよびMRゴーグルを私たちの作品の動作デバイスとして使用します。
モバイル端末の場合は、端末に搭載してあるカメラでラベルを撮影することで使用することができます。
ARグラスおよびMRゴーグルの場合は、使用者が視線をラベルへ向けることで使用することができます。

さらに、学習済みモデルに搭載されていないラベルを追加する方法は、認識させたいラベルを数枚与えることで、自動的に学習に必要なデータを生成し、ディープラーニングの学習を行う自動学習機能を付加することで、実現場でも継続的に使用できる作品です。

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