豊田工業高等専門学校 – 熱中症リスクを可視化する健康レジリエンスシステム

豊田工業高等専門学校

チーム名:早坂・大畑Lab

作品名:熱中症リスクを可視化する健康レジリエンスシステム

私たちは少しでも熱中症の死傷者を減らすことに貢献したいと思い、熱中症危険度を評価するシステムについて取り組みました。2016~2020年の業種別の熱中症による病院搬送者数を見ると、建設業が最も多く、次いで製造業で多く発生しており、全体の約4割(死者数は全体の約6割)がこれらの業種で発生しています。私たちの学校がある愛知県豊田市は製造業や建設業が盛んであり、多くの工場や建設現場が近隣にあることから本システムの着想に至りました。

私たちは、熱中症に関する体調や行動に関するデータは顔に予兆として現れていると考え、熱中症リスクのある顔画像を収集し、撮影時の温湿度と組み合わせてディープラーニングを行うことで、熱中症のなりやすさを推論できる非接触型のシステムを開発しました。

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