ロジスティード株式会社
経営戦略本部 広報部長
多賀鉄朗氏
高専生による
発表レベルの高さに驚き
――高専DCON にどのような魅力を感じて、協賛いただいたのでしょう？
高専DCONにおける発表などのレベルの高さに驚き、協賛を決めました。
――貴社が企業賞を授与されたチームと、具体的な授賞理由を教えてください。
追いかけるドローンを活用したカラス撃退システムに実効性を感じて、米子工業高等専門学校の農作物まもルンジャーに企業賞を授与しました。当社グループの物流拠点における鳥獣被害対策に役立つと思っています。
――これからの社会を支える高専生たちに、どのような課題に対する取り組みや役割を期待しますか？
全国各地の高専が、地域と連携し共創する。この素晴らしいシステムで、イノベーションを起こしていただきたいです。
――過去にDCON出場したチームの中から実際に起業する事例が複数出てきています。今後、起業を目指す「DCONスタートアップ」たちに向けてアドバイスをお願いします。
企業との活発な情報交換が、より良いアイデアの創出につながると思います。
独自の事故リスク予測により
「事故ゼロ社会」を目指す
――貴社のAIを活用した事業やお取り組み、今後のAI活用の展望などをお聞かせください。
ドライバーの健康状態に起因する事故を未然に防ぎ、「事故ゼロ社会」をめざすソリューション「SSCV-Safety」を展開しています。膨大な走行データの研究から、独自の事故リスク予測アルゴリズムを構築。これにより、ドライバーと管理者の負荷軽減を実現しています。
――AIを基軸とする今後の社会変化を踏まえて今、高専生に取り組んでほしいことは何ですか？
高専生らしいアイデアと行動力を発揮して、さまざまな課題解決に取り組んでいただくことを期待します。
