DCON(ディーコン)は、高等専門学校生が日頃培った「ものづくりの技術」と
「ディープラーニング」を活用した作品を制作し、
その作品によって生み出される「事業性」を企業評価額で競うコンテストです。
DCON2023は開催終了しました!
ご参加ありがとうございました
ものづくりに密着した「現場感のある」「実践的な」ディープラーニングの活用によって解決できる社会課題はたくさんあります。
全国各地にある高専で、学生たちがディープラーニングを学び、新たなスタートアップが生まれ、投資資金が首都圏から流れれば、地方経済にとっても大きな刺激になります。
また、地方にある優良なものづくり企業と連携していくことで、地元企業の底上げにもつながり、その先には世界で通用する企業が生まれてくるかもしれません。
過去入賞チームの中から、実際に起業に至る事例も出てきました。「ディープラーニング×ハードウェア」を武器に、世界一になる企業が生まれてくるかもしれません。
高専生自身が今の時代に自分たちのもつ潜在的な価値に気づき、自信をもって新たなイノベーションを生み出してもらいたいと思っています。
DCON実行員会
委員長
一般社団法人
全国高等専門学校連合会
会長 後藤 景子
独立行政法人
国立高等専門学校機構
理事長 谷口 功
DCON2023 大会の流れ
エントリー提出締切
2022年09月30日(金) 23:59
プロトタイプ提出締切
2023年01月13日(金) 18:00
技術・プレゼンテーション審査
2023年04月28日
2023年04月29日
エントリーについて
応募資格
全国の国公私立高等専門学校に在籍する学生(専攻科生を含む)
※応募時点で在籍していれば、本選時点で学校を卒業している方でも応募できます。
応募作品について
ディープラーニングとハードウェアを組み合わせた作品で、事業性に富むもの。一次審査では、書類選考のみのアイディアベースで構いませんが、本選までには展示デモンストレーションおよびプレゼンテーションができるレベルまで完成することが前提です。
表彰について
起業資金100万円
2位 | 起業資金50万円
3位 | 起業資金30万円
その他、企業賞なども表彰予定です。
※本年度のエントリーは終了しました。
二次審査の結果、本選に出場する10チームが決定しました。
本選初出場校は、仙台高専、米子高専、モンゴル科学技術大学付属高専。初めて海外からの参加校が選出されました。
DCON2023には、合計43チームからがエントリー。
一次審査の結果、37チームが通過。また、高専プロコン出場チームより、3チームが追加となりました。
計40チームが、二次審査にてプロトタイプ制作を行います。
株式会社Liaro
代表取締役CEO
苫小牧高専情報工学科卒。高専〜大学では複雑ネットワークや機械学習の研究に従事。大学4年時に株式会社Liaroを創業。Liaroでは、"テクノロジーで意思決定を科学する"というミッションの下、メーカーや小売向けの需要予測AIサービスの事業を展開。
エッジテクノロジー株式会社
AIソリューション事業部 シニアコンサルタント
AIプロジェクトの新規提案活動、プロジェクトマネジメント業務に従事。製造業、サービス業、小売業等、複数の業界向けのAIプロジェクトを常時2-3社担当。CDLE HACKATHON2021メンター。その他、個人の活動としてスタートアップ企業の業務支援。
富士ソフト株式会社
イノベーション統括部先端技術支援部AIインテグレーション室 室長
DLを用いた医療画像診断の研究プロジェクトのリーダーを務めるほか、富士ソフトが取り扱う各種AI開発案件について開発支援を担当。2018~2019年までJDLA事務局に出向し、DCON第0回の運営にも参画。日本におけるAI・DL利活用の推進をミッションとして活動中。
株式会社アクセスネット
データソリューション部
熊本大学数学科卒。長く半導体を中心とした製造業の生産管理、品質管理のシステム開発に携わってきたが、E資格取得をきっかけにデータ分析業務を開始。現在、製造業の経験を活かしAIを活用した製造業DXを推進。画像や音の分析中心に時系列分析、異常検知などを行っている。
ウエスタンデジタル合同会社
プロセス技術部 シニアディレクター
フラッシュメモリーの次世代モデル量産化を実現するための業務に従事。高速・低電力メモリーに必要となる新たなプロセス技術や新材料を用いた量産化技術を短期間で確立し、コスト低減&高品質で世の中に送り出すことがミッション。
ウエスタンデジタル合同会社
次世代プロセス開発部
半導体の技術開発エンジニアとして、フラッシュメモリーの製造工程改善などを目的に半導体製造のビッグデータ解析に取り組む。フラッシュメモリー製造時に得られる大量のデータを解析する機械学習の手法に興味をもち、社内でスキルを磨く。
NECソリューションイノベータ株式会社
デジタルソリューション事業部 第二グループ AIサービスグループ 主任
2009年 旧NECシステムテクノロジー(現NECソリューションイノベータ)に入社。 研究所で高齢者見守りや障がい者支援の応用研究に従事した後、現在のAIサービスグループに移りAIを用いたデータ分析業務や教育(AI)の講師を担当。近年は、AWSによるMLOpsの推進にも取り組む。
トヨタ自動車株式会社
先進技術開発カンパニー プロジェクト領域 AI統括室 AI戦略グループ 主任
先進技術開発カンパニー AI統括室所属。2006年トヨタ自動車に入社後、駆動系設計・開発、車両開発プロセス設計業務を担当。現在、トヨタグローバルでのAI先端研究の応用・実用化に従事。高知高専機械工学科OB。
株式会社WALC
取締役社長
DMG森精機株式会社の子会社である株式会社WALCを立ち上げ、AI・IoT・クラウドコンピューティングのエンジニアをインターンから育成・集積し、製造業を徹底的に変革するプロダクト開発をリードしている。
株式会社高専キャリア研究所
取締役CTO
沖縄高専専攻科卒。学生起業・リクルート新卒入社を経て5社のスタートアップを創業・経営。VCからの資金調達やM&AによるExitも経験。 現在は全国の高専生・OB/OGへのキャリア教育事業と、起業家を支援するスタートアップスタジオ事業を沖縄・東京の2拠点生活をしながら推進中。
connectome.design株式会社
名工大卒、証券、製造、ソフトハウス、webベンチャー等にてシステム開発・運用に従事。現在は、connectome.design社にてAI開発周辺技術全般に関わる。G検定/E資格/DS検定とも初回合格。興味:TESLA/SpaceX/LEGO/F1/NFL/MTB等々。
宮城県産業技術総合センター
機械電子情報技術部
地域企業への技術支援・研究開発を業務とする公設研究機関の研究職として勤務。これまで組込ソフトウェア開発・知財管理・生産改善支援などの業務に従事。 現在は、地域企業等における機械学習の社会実装を目的とした、機械学習を用いた時系列データ解析に関する研究テーマに従事。NEDO SSA フェロー。
株式会社地層科学研究所
地質・計測チーム
ソフトウェアエンジニアとして、地下情報の3次元統合可視化ソフトウェア「Geo-Graphia」の開発に従事。現在は、AIの様々な可能性に惹かれ地層科学分野においてAIの社会実装を行うために精進中。ドメイン知識としては、逆問題、地球統計学、3次元可視化、AI/データサイエンスなど。
パナソニック コネクト株式会社
ものづくりイノベーション本部 主任技師
パナソニックコネクト社に所属。ものづくり部門を中心に、AI技術の現場実装に向けて活動。 主に画像認識、画像異常検知やセンサー系データの異常検知等のプロジェクト参画。 最近は、AutoMLを使った機械学習や、最適化問題などにも興味を待つ。
株式会社インフォメーション・ディベロプメント
グローバルイノベーションセンター テクニカルスペシャリスト
入社後、企業向けのシステム開発事業に携わり、要件定義から設計開発まで数多くのプロジェクトに従事。現在はAIを中心としたプロジェクトの支援や研究開発に携わっている。画像処理や3DなどのCV分野に興味があり、普段から様々なプログラムを個人で作成して楽しんでいる。
フリーランス
データサイエンティスト
フリーランスのデータサイエンティストとして活動。3Dレーザー検査装置における画像解析による不良品検査のプロジェクトに従事。分析コンペティションにも参加し、主に画像解析の分野で複数のメダルを受賞。海外のクラウドソーシングなどを使い、海外のAI案件獲得を目指した活動を実施中。
株式会社 Sharing Innovations
システムソリューション事業部
津山工業高等専門学校 情報工学科卒業、稚内北星学園大学卒業。ネパール現地法人での勤務後、名古屋で自動車CAE、防衛システム開発に従事。クレジットカードの統合案件に参画。長期にわたるソーシャルゲーム開発経験。自治体等のDX推進。神山まるごと高専の「先輩」コミュニティで開校を見守る。
日本アイ・ビー・エム株式会社
IBM Client Engineering, Data Scientist
ITベンダーにてヘルスケアのデータ分析、製造業にて機械学習モデルの構築、システム開発等を経験後、IBMに入社。現在、お客様との共創を通じて、データ活用による新規ビジネスの創出から、機械学習モデルの構築まで幅広い取り組みを推進。また、社外パートナー企業との取り組み推進等も実施。
エア・ウォーター株式会社 / 帝京大学
エア・ウォーター株式会社 グループテクノロジーセンター 帝京大学 先端総合研究機構 特任研究員
前職の関西家電メーカーでは、音声/文字などパターン認識の応用研究/開発や商品への搭載を経験。現在は8Kなど高解像度画像の応用開発を担当。また、GCPUG NARAやCODE for YAMATOKORIYAMAなどのコミュニティ活動や、週末プログラマとしてAIやIoTを活用したプロトタイプ開発を行っている。
国立研究開発法人理化学研究所
光量子工学研究センター 研究員
レーザー分野で博士(工学)の学位を取得後、ハードウェアベンチャーを経て現職。光や超音波技術に基づくハードウェアと、AI等のソフトウェアがバランスよく実装されたシステムの研究開発・社会実装に従事。製造業や研究機関を中心に、数理最適化やAIに関するコンサルティングも行っている。
株式会社デンソー
ソフト生産革新部 ソフト・システム開発基盤室 室長
愛知県東海高校の非常勤講師(数学)、ソフト開発、改善活動・相談役(企業・JAXA)、システム・ソフト工学教育(名大・静大・沼津高専)等に従事後、2011年デンソー入社。現在はシステム・ソフト開発のDX推進役。英検1級、翻訳・文章指導多数。E資格2021#2、E資格学習術を研究中。
神奈川県在住の専業主夫
得意料理:ナポリ風Pizza
秋月電子のアルバイト店員を経て第二次AIブームで就職。第三次AIブームでfiRE(fiは未達)。E資格(2021#1)、 G検定(2020#2)合格。ありあまる時間を活用して、Deep Learningをさらに勉強中。みなさまの力になれるよう頑張ります!!
アルプスシステムインテグレーション株式会社
エンベデッド技術部
電気回路設計のエンジニアとして衛星搭載機器などの開発に従事した後、現職に転職。2018年頃より本業の傍ら、自主学習的にAIによるセンサーデータの解析に取り組み、2021年より本業として社内のAI研究開発業務に従事。
DCON2022大会の優勝チーム・準優勝チームの学校に、DCON実行委員長・メンター・審査員が表敬訪問し、特別講演と交流会を行いました。
企業とは何か、起業の選択肢を持つことの重要性や、起業家・ベンチャーキャピタリスト自身の実体験・ストーリーについてお話いただき、高専生たちへエールを送りました。
事業にどのようにディープラーニング技術を活用しているか?について、企業担当者からここでしか聞けないリアルな話をお伺いしました。
また、社内での高専出身者の活躍やこれからDCONに参加する高専生へのアドバイスも!
事務局講義では、課題の設定や作品の事業化を考えるために役立つマーケティングや起業についての知識をだれでもわかるように説明しました。
各社の担当者から事業の内容やその中でのディープラーニング活用について、ここでしか聞けない話をお伺いしました。
また、高専出身の起業家からは起業に至った背景や高専生ならではの強みもお話しいただきました。
審査員が登壇する講義も開催し、テクノロジーの活かし方やそれをどのように事業化していくべきかについて説明を行いました。
どんなイベントなのか?どうやって参加するのか?分かりやすく動画で解説!
過去のDCON本選出場チームのメンバーによるパネルディスカッションでは、
参加したきっかけ、参加してよかったことについてお話いただきました。
現役の学生 兼 起業家として活躍するDCON OBへインタビューを実施しました!
是非こちらからご覧ください。
株式会社iSGS インベストメントワークス/ 株式会社ABEJA/ WiL,LLC/ 株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ/ エッジテクノロジー株式会社/ さくらインターネット株式会社/ 株式会社Shiftall/ 株式会社jig.jp/ Spiral.AI株式会社/ 株式会社先端技術共創機構(ATAC)/ 株式会社ディープコア/ 富士ソフト株式会社/ フラー株式会社/ 株式会社ブレインパッド/ ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)/ 株式会社 フォトシンス/ 株式会社みらいスタジオ/ 株式会社Liaro/ RABO, Inc.
アイリスオーヤマ株式会社/株式会社アガルート/株式会社アクセスネット/アディーレ法律事務所/アビームコンサルティング株式会社/Alibaba Cloud Japan/ウエスタンデジタル合同会社/株式会社APC/株式会社eduleap/株式会社NTTドコモ/開志専門職大学/CLINKS株式会社/株式会社サードウェーブ/株式会社シー・アイ・シー/株式会社ジェイテクト/株式会社ステッチ/有限責任監査法人トーマツ/株式会社トップエンジニアリング/トピー工業株式会社/株式会社日立システムズ/富士通株式会社/株式会社ブライセン/株式会社ベイカレント・コンサルティング/株式会社丸井グループ/株式会社三井住友銀行/株式会社安川電機/グーグル合同会社/KDDI株式会社/ジャパニアス株式会社/セレブラス・システムズ合同会社/第一工業製薬株式会社/太陽誘電株式会社/中外製薬株式会社/西川コミュニケーションズ株式会社/日本電気株式会社/日本マイクロソフト株式会社/野村ホールディングス株式会社/PwCコンサルティング合同会社/華為技術日本株式会社/富士ソフト株式会社/フューチャー株式会社/矢崎総業株式会社/北海道 札幌市/宮城県 仙台市/栃木県 那須塩原市/東京都 文京区/新潟県/新潟県 長岡市/長野県 塩尻市/愛知県 豊田市/愛知県 名古屋市/石川県 加賀市/和歌山県/三重県 伊勢市/滋賀県/山口県/香川県 三豊市/高知県/福岡県 北九州市/大分県/大分県 大分市/宮崎県 都城市/広島県教育委員会/山口県教育委員会(2022年12月)
DCON参加経験者に10年間で総額1億円(1社あたり200万円)の資金提供を行います。(審査あり)
経営相談やバックオフィス支援など資金提供後に必要なフォロー体制も整備し
高専生のチャレンジをサポート致します。