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About DCON

ディープラーニング × ハードウェア
高専生による事業創出コンテスト

  • ハードウェア
  • ディープ
    ラーニング
  • 事業性

DCON(ディーコン)は、高等専門学校生が日頃培った
「ものづくりの技術」と「ディープラーニング」を活用した作品を制作し、
その作品によって生み出される「事業性」を企業評価額で競うコンテストです。

ディープラーニングによる課題解決策を事業案として提出いただく一次審査、プロトタイプを制作し技術面での実現性を審査する二次審査を経て、本選出場チームが決定されます。
本選出場チームは、高専出身者を含む事業経験豊富な先輩起業家が各1名ずつメンターとして参画し、 開発した作品の「事業性」を磨き、本選審査員のベンチャーキャピタリスト陣から企業評価額を勝ち取るためのプレゼンテーションに臨んでいただきます。
なお最優秀賞に選ばれたチームには、起業資金100万円が授与されます。

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開催の背景

COVID-19をきっかけに我々の価値観、生活様式は一変しました。社会全体で、オンライン化やデジタル化の流れが急速に進んでいます。
こうした変化は、ディープラーニングをはじめとするAIの活用を、いままで以上に取り組みやすく、また、効果的なものにしています。
COVID-19後の新しい世界において、AIが社会を構成するために欠くことのできない技術であることは間違いないことだと思います。

ディープラーニングの技術は、相変わらず急速に進展しています。
特に、深層生成モデルや深層強化学習などの進展は目をみはるものがあります。ロボットや機械への適用をいよいよ現実のものにしていくことでしょう。
また、物理や化学などの基礎的な学問におけるディープラーニングの活用も進んでいます。多数パラメータによる現象のモデル化は、従来の科学技術のあり方そのものを変える、大きなパラダイムシフトを生む可能性があります。

日本の強みを活かし、産業的に大きな成功につなげていくためには、ディープラーニングとハードウェアの融合が欠かせません。
カメラ、センサ、アクチュエータ等を用いながら、新しい価値を生むような製品・サービスにつなげていくことが必要になります。
そこに、高等専門学校生(高専生)の可能性があります。高等専門学校は、日本独特の教育制度ですが、ものづくりの技術を実践的にかつ効率的に教育する優れた仕組みです。高専生がディープラーニングを身につけることで、機械・電気・ディープラーニングという「新・三種の神器」が揃った20代の人材が、日本に数多く誕生することになります。

そのための第一歩として、ディープラーニング協会では、高専DCONを開催しています。

DCON実行員会
委員長

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