DCON2025 審査員・アドバイザー
「第6回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2025(DCON2025)」は、高等専門学校の学生が日頃培った〈ものづくりの技術〉と〈ディープラーニング〉を活用した作品を制作し、生み出される〈事業性〉を企業評価額で競うコンテストです。
DCON2025 一次審査員
猪狩 宇司
富士ソフト株式会社
技術管理統括部先端技術支援部AIインテグレーション室 室長
ディープラーニングを用いた医療画像診断の研究プロジェクトのリーダーを務めるほか、富士ソフトが取り扱う各種AI開発案件について開発支援を担当。2018年から2019年春まで日本ディープラーニング協会事務局に出向し、G検定・E資格を含む協会活動の運営のほか、DCON第0回の運営にも参画。日本におけるAI・ディープラーニング利活用の推進をミッションとして活動中。
神田 武
大学在学中にコンピュータサイエンスを学び、大学院時代には、NTTコミュニケーション科学基礎研究所との協同研究に従事。2010年代より、NTTデータ経営研究所、丸紅にて複数のAIプロジェクトをPMとして主導。現在は、モルフォAIソリューションズの代表として、画像系AIの事業開発を推進中。
阮 翔
tiwaki Co., Ltd. Japan
Founder & CEO
中国上海交通大学を卒業後来日、2004年大阪市立大学で博士号を取得してから大学発ベンチャー企業を経験し、2007年オムロン株式会社へ入社。コンピュータビジョン分野で、約25年の研究開発経験を持つ。現在モバイル機器に標準搭載されている美顔ソフトウェアの創出者。コンピュータビジョン分野において世界トップの学術誌、学会のレビュワー、委員会メンバーを務めている。
櫻井 久也
AnyTech株式会社
DeepLiquid事業部 マネージャー(AIコンサルタント)
立命館大学 情報理工学部 卒業
TIS株式会社では、自然言語処理・音声処理技術を活用し、クライアントの課題解決を目指したソリューションの開発・コンサルティング・カスタマーサクセスに従事。
AnyTech株式会社では、AIコンサルタントおよびPM・PMOとして、製造業向けに動画解析AI「DeepLiquid」およびその技術アセットを活用した業務高度化・省人化・効率化をテーマにした案件を幅広く推進。
花田 賢人
苫小牧高専情報工学科卒。高専〜大学では複雑ネットワークや機械学習の研究に従事。大学4年時に株式会社Liaroを創業。Liaroでは、”テクノロジーで意思決定を科学する”というミッションの下、メーカーや小売向けの需要予測AIサービスの事業を展開。
見上 敬洋
理学博士(数理物理学、東京大学)。野村総研にて大規模Webシステム構築技術の研究開発、システム導入支援を行う。在籍中にサンフランシスコへ赴任しスタートアップ立ち上げに関わり、新規サービスに自ら携わりたい思いから、AIベンチャーであるニューラルグループに転職。Web・エッジ開発、AWS構築全般のエンジニア経験を有し、AI開発の実務経験を経て、開発者兼PMとして複数のプロジェクトを牽引。現職に至る。
宮島 靖
1993年にソニー株式会社入社、2006年にソニーコンピュータサイエンス研究所
にて音楽情報処理の研究開発に従事し、ウォークマンなどに搭載された「12音解析」技術およびその応用アプリケーションの商品化に貢献した。2014年よりクウジット株式会社に入社し、データ分析/因果推論/AI 開発と戦略の責任者として世の中を良くするための AI の社会実装を目指している。
山崎 一也
金融機関のシステム部を経て、AI・IoTを活用したシステム開発事業を行う会社をベンチャー起業。NICT起業家万博等で受賞。イクシス新体制移行に伴い、データサービスの責任者として参画。参画後は、インフラ向けのAI関連の国家プロジェクトやコンソーシアムに複数参加。ITチーム長として、システムの安定稼働・システム連携・社内DXを推進。
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DCON2025 二次審査員・本選メンター
岩佐 琢磨
1978年生まれ。立命館大学大学院理工学研究科修了。パナソニックにてキャリアを始め、2008年に株式会社Cerevoを起業し30種を超えるIoT製品を70以上の国と地域に販売。2018年4月 株式会社Shiftallを起業。2021年からはVRメタバースに軸足を移し、家庭用モーショントラッキング機器 ‘HaritoraX’、 防音Bluetoothマイク’mutalk’やVRヘッドセット’MeganeX’など多数のメタバース関連機器を手掛ける。 DCON2023 最優秀賞チームを担当。
岡田 陽介
1988年生まれ。愛知県名古屋市出身。10歳からプログラミングをスタート。高校でCGを専攻し、全国高等学校デザイン選手権大会で文部科学大臣賞を受賞。シリコンバレーに滞在中、人工知能の革命的進化を目の当たりにする。2012年9月、AIの社会実装を手掛ける株式会社ABEJAを起業。2021年より、那須塩原市DXフェローに就任。2023年に東京証券取引所グロース市場に上場。日本ディープラーニング協会理事。DCON2022 最優秀賞チームを担当。
折茂 美保
ボストン コンサルティング グループ
マネージング・ディレクター&パートナー
東京大学大学院学際情報学府修士。スタンフォード大学経営学修士(MBA)。2005年BCGに入社。BCG社会貢献グループの日本リーダー。教育分野のエキスパート。経産省デジタル人材育成プラットフォーム事業「マナビDX」「マナビDX Quest」を推進。幅広い業界の企業に対し、新規事業戦略の策定、新規事業立ち上げ支援、アライアンス、マーケティング戦略、人事・組織・業務改革などのプロジェクトも手掛ける。国連世界食糧計画WFP協会理事。
河瀬 航大
1988年鹿児島県生まれ。 2011年筑波大学理工学群卒業後、株式会社ガイアックスを経て、2014年に株式会社Photosynthを創業。 スマートロックAkerunを主軸としたIoT・SaaS事業を手掛ける。「Akerun 入退館システム」は累計5,000社以上導入。累計70億円を調達。2021年に東京証券取引所マザーズ市場に上場。Forbes 30 Under 30 Asia 2017にて、アジアを代表する人材として「ConsumerTechnology」部門で選出。 筑波大学非常勤講師。
佐藤 聡
1964年神奈川県出身。現役プログラマ。東京理科大学機械工学部卒業後、電子楽器メーカー入社。その後、ソフトウエア会社を起業。あらゆる種類のシステム開発を経験。2011年 AIベンチャーに創業メンバーとして参画。主に製造業におけるAI活用に取り組む。2018年connectome.design社創業、同社代表取締役就任。人工知能関連技術活用コンサルティング、ソリューション開発によりAIの社会実装に努める。元・日本ディープラーニング協会理事。2019年度よりJST未来社会騒擾事業・研究開発運営会議委員。
渋谷 修太
1988年新潟県生まれ。国立長岡工業高等専門学校卒業後、筑波大学理工学群社会工学類へ編入学。グリー株式会社を経て、2011年11月フラー株式会社を創業、代表取締役に就任。Forbes 30 Under 30 Asia 2016にて、アジアを代表する人材として「Enterprise Tech」部門で選出。 2020年新潟ベンチャー協会代表理事に選任。2020年10月、長岡高専客員教授に就任。 DCONプレ大会 最優秀賞チームを担当。
高橋 隆史
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。日本企業のデータ活用を支援するべく2004年ブレインパッドを共同創業。2011年 東証マザーズ、2013年 東証一部上場を成し遂げる(現在プライム市場上場)。 元・日本ディープラーニング協会理事。現在、データサイエンティスト協会代表理事を務める他、官公庁による各種研究・委員会活動等に識者として参画する等、データ活用促進のためさまざまな対外活動にも従事。DCON2020 最優秀賞チームを担当。
田中 邦裕
1978年、大阪府生まれ。1996年舞鶴高専在学中にさくらインターネットを創業。2005年に27歳で上場し、現在はプライム市場。元々はエンジニアでありながらも、自らの起業経験などを生かし、IPA未踏プロジェクトマネジャーや多数のスタートアップ企業のメンター等を担い、後進の起業家や学生エンジニアの育成も支援。2023年4月に開校した『神山まるごと高専』の設立準備から関わり、現在は理事を務める。また、ソフトウェア協会(SAJ)会長・日本データセンター協会(JDCC)理事長・日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)副会長・関西経済同友会常任幹事・AI戦略会議構成員など多数参画。「DCON2024」では、第2位チームを担当。
福野 泰介
1978年石川県生まれ、福井県鯖江市在住。国立福井工業高等専門学校を卒業後、フリープログラマーを経て21歳で起業。2003年、株式会社jig.jpを設立。パソコン用サイトを携帯電話の画面で閲覧するための、世界初のJavaフルブラウザ「jigブラウザ」を開発。こどもパソコン「IchigoJam」開発者、神山まるごと高専 技術教育統括ディレクター 兼 ITブートキャンプ担当教員、オープンデータ伝道師(総務省 地域情報化アドバイザー)。福井県鯖江市を最先端データシティに導いた立役者。
柳原 尚史
早稲田大学理工学部卒業後、NTTコミュニケーションズに入社し、新規事業企画に携わる。その後HSBC、ブラックロック・ジャパンなど大手金融機関にて、高頻度取引・証券リスク管理システムなどを構築。 2016年にディープラーニングを中心とした先端技術の可能性を、ビジネス・社会に提案・適用し、新しい社会像を創ることをミッションとして Ridge-iを創立。2023年に東京証券取引所グロース市場に上場。 DCON2024 最優秀賞チームを担当。
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DCON2025 本選技術審査員
尾形 哲也
早稲田大学基幹理工学部表現工学科教授、産業技術総合研究所人工知能研究センター 特定フェロー。早稲田大学理工学部機械工学科卒業、同大学院博士課程修了。博士(工学)。ディープラーニングに代表される神経回路モデルとロボットシステムを用いた認知ロボティクス研究に従事。日本ロボット学会理事、人工知能学会理事、計測自動制御学会理事等を歴任。2020年より早稲田大学次世代ロボット研究機構AIロボット研究所所長に就任。2021年IEEE ICRA2021 Best Paper Award In Cognitive Science,2023年文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)などを受賞。2017年より日本ディープラーニング協会理事。
佐々木 雄一
東京大学大学院理学系研究科物理学専攻卒業。博士(理学)。ビッグデータ分析と機械学習が専門。スイスCERN研究所にて、ブラックホール研究やヒッグス粒子・超対称性粒子の探索に携わる。ビジネスを通して技術を広め、世界を大きく変えたいという思いから、マッキンゼーに入社。クライアント企業の戦略策定等を支援。ニューラルポケット社(東証グロース)の初期メンバー・CTOとして、AI開発と社会実装を主導。AI開発におけるPDCAサイクルを武器に、全国あらゆる環境下で安定稼働するAIシステムを構築。2023年にSpiralAIを創業。
松尾 豊
東京大学大学院工学系研究科人工物工学研究センター/技術経営戦略学専攻 教授。 東京大学工学部電子情報工学科卒業、同大学院博士課程修了。博士(工学)。人工知能、深層学習、Webマイニングに関する研究に従事。2002年独立行政法人産業技術総合研究所 研究員、2005年スタンフォード大学客員研究員、2007年 東京大学大学院工学系研究科准教授を経て2019年より現職。2019年よりソフトバンクグループ社外取締役。2021年より新しい資本主義実現会議 有識者構成員。2017年より日本ディープラーニング協会理事長、DCON実行委員会委員長を務める。
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DCON2025 本選審査員
川上 登福
立命館大学法学部卒業後、商社で営業、会社更生法下の労働組合副書記長を経験。GEのプラスチック・リース・金融部門では、営業・マーケティング、シックスシグマ、M&A・業務提携等に従事した後、IGPIに参画。先端技術の事業化、スタートアップ支援、産学連携、デジタル・AI、事業開発、組織人事等の案件を統括。日本ディープラーニング協会 理事、国立研究開発法人 産業技術総合研究所 研究支援アドバイザー、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 技術委員。
佐藤 真希子
株式会社iSGS インベストメントワークス
代表取締役 代表パートナー
サイバーエージェント・キャピタルを経て、2016年に独立系VCのiSGSインベストメントワークスを国内初の女性代表パートナーとして創業。2本のファンドの運用、90社へ投資を実施。2024年に日本ベンチャーキャピタル協会の理事に就任。17年間のVC投資と3万人以上の起業家と対峙した経験を基に、2024年に日本と世界の社会課題をより早く変え、未来世代が希望を持てる社会を実現するために、挑戦者をチア(応援)し続けるチャレンジパートナーズを広島県の神石高原町に設立。トーヨーカネツ株式会社社外取締役、経済産業省J-Startup・J-Startupインパクト推薦委員、日本ユースリーダー協会評議委員
仁木 勝雅
2016年までソフトバンクグループの投資部門責任者を務め、ボーダフォン日本法人やSprintといった大型M&Aのほか、Aldebaran Roboticsなど国内外のIT企業の投資に携わり、Renren、Supercell、Grab、ガンホー・オンライン・エンターテイメント、ジーニー等において取締役を務めた。2017年に株式会社ディープコアを設立(ソフトバンクグループ100%子会社)。AIに特化したVCファンド事業とインキュベーション拠点運営を通じ、起業家の育成と支援に取り組む。
松本 真尚
株式会社WiL
General Partner & Co-founder
1999年にiモード関連サービスのベンチャー「ピー・アイ・エム」を設立、CEOとして2000年のYahoo! JAPANとの合併を指揮。その後、Yahoo!社長室で戦略投資やYahoo! BBの立ち上げ、Yahoo! Shopping事業部長、Yahoo!のモバイル事業部の初代事業部長等を歴任、2011年からは、Yahoo!のCIO (Chief Incubation Officer)として新規事業を指揮。2013年、シリコンバレーに本社を構え、日米を中心としたベンチャー企業への出資及び事業支援を行うWiLを創業。
村上 由美子
MPower Partners Fund L.P
ゼネラル・パートナー
OECD(経済協力開発機構)東京センター元所⻑。岸田内閣「新しい資本主義実現会議」を含む、内閣府、経産省、外務省など多くの審議会で委員を歴任。2016年に上梓した『武器としての人口減社会』はアマゾン経済書部門にてベストセラーとなる。OECD以前は、主にニューヨークおよびロンドンのゴールドマン・サックス証券会社のマネージング・ディレクターとして約20年間勤務。カンボジアの国連平和維持軍や、東カリブ海地域の経済開発援助にも携わった。上智大学、スタンフォード大学院、ハーバード大学院卒。
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