DCON2024 1次審査結果発表 ~31高専、60チームが通過。「ものづくり×AI」に期待


2023年大会の1.5倍以上、過去最多となる全72チーム(31高専)がエントリー。書類審査を通過した60チームが「ものづくり×AI×事業性」で社会課題解決に挑戦します。

ストレスや睡眠など現代社会が抱える課題や自転車事故や置き去り事故防止への挑戦、生成AIを活用した事業アイディアも

過去最多応募の72チームから、一次審査を通過した60チームを発表

高専生による事業性を競うビジネスコンテスト「DCON2024」は一次審査が終了し、本日、2023年11月1日(水)、一次審査通過チームを発表しました。これからプロトタイプ制作に進み二次審査に挑みます。

今年のエントリー作品は、地域の特産品や一次産業に付加価値を創出するアイディアや、ストレスや睡眠不足といった現代病の解決、事故防止への挑戦など「よりよい社会」をつくるために技術を活用する作品が多くみられました。

文章生成や画像生成AIを活用した新たな事業プランの提案もあり、AIベンチャー経営者である1次審査員は、「すぐにでも事業化できそうな提案があった」と講評しました。

海外からは、モンゴルにある3つの高専から8チームのエントリーがあり、内、5チームが一次審査を通過しました。遊牧民特有の家畜管理への課題や、国特有の社会課題に対する事業プランが提案され、ユニークなアイディアが注目を集めました。

約2ヵ月間のプロトタイプ制作を開始!

プロトタイプ制作による二次審査

プロトタイプ提出締切:2024年1月26日(金)18:00

一次審査を通過した60チームは、約2ヵ月の期間でプロトタイプ制作を行い、説明資料とデモ動画を提出する二次審査に進みます。選考は事業経験豊富なメンターが担当し、二次審査通過チームは、メンターと共に本選(最終審査会)に向けて、プレゼンテーション資料の作成や準備をしていただきます。DCON実行委員会事務局より制作に必要な、計算資源やプラットフォーム、制作費などの各種補助をいたします。

本選(最終審査会)での最終プレゼンテーション

2024年5月10日(金)・11日(土)

二次審査を通過したチームは、メンターの指導を受けてビジネスプランの磨き上げに取り組み、本選でのプレゼンテーションに挑みます。審査方法は、技術審査とプレゼンテーション審査です。技術審査の評点と、プレゼンテーション審査を加味し、ベンチャーキャピタリスト審査員が決める企業評価額によって最優秀賞が決まります。

DCON2024について

高専生が日頃培った「ものづくりの技術」と「ディープラーニング」を活用した作品を制作し、その作品によって生み出される「事業性」を企業評価額で競うコンテスト
DCON2024公式サイト:https://dcon.ai/
DCON公式Twitter:https://twitter.com/DCON_JDLA/
DCON公式Facebook:https://www.facebook.com/DCON123/