【大分工業高等専門学校】FAIP (Future Artificial Intelligence Pillow)

学校名
大分工業高等専門学校

チーム名
Sleep-New-World

作品名
FAIP (Future Artificial Intelligence Pillow)

メンター
渋谷 修太
フラー株式会社 代表取締役会長

意気込み
私達は、日本が抱えている問題の1つである睡眠不足を解消するために本製品「FAIP」を開発しました。本製品の開発を進める中で、特に空気袋の制作には多くの課題がありました。限られた予算の中で、学生である私達が外注を企業に依頼した際、ほとんどの企業からは断られました。自作も試みましたが、空気漏れが必ず発生し作成することは大変困難でした。しかし数十社に外注の見積もりを依頼した結果、ある企業が無償で提供してくれることとなりました。また、データ収集も非常に困難でしたがクラスメイトが協力してくれたおかげで、精度には改善の余地があるものの、推論をすることができました。本製品の開発にはチームメンバーだけでなく、多くの方が携わっています。
ハードウェア、ソフトウェア、およびビジネスプランについてはまだ改善すべき点が多くありますが、私達は彼らの協力を無駄にすることなく必ず本製品を世界に普及させ、枕と言ったら「FAIP」、「FAIP」と言ったら枕と言えるような世界にします。メンターの皆様には、ハードウェアの部分では現在、電磁弁やチューブ、回路等が外付けになっているため枕内部に組み込む方法、ソフトウェアについてはスマホへの導入や推論処理の精度向上についてアドバイスを伺いたいです。
私達は本製品が世界を変えることが出来ると確信しております。どうぞよろしくお願いします!

作品概要

私たちは、現在、重要な社会課題でもある睡眠不足の解消を目指し、お客様に少しでも良い眠りを提供するために『FAIP(Future Artificial intelligence Pillow)』を開発しました。

『FAIP』は、お客様の圧力データを活用し、DNNを介して、枕の高さを自動調整します。将来的には、睡眠時無呼吸患者様に向けて、いびきの音声データを加えたDLモデルの開発を目指しています。
また追加サービスの1つとして、これらのデータを活用して睡眠レポートを作成し、お客様に「睡眠の質」を可視化し通知する機能の実現も目指しております。

私たちは、『FAIP』がAI枕の代名詞となるようなデバイスの開発を目指していきます!

作品イメージ