【東京都立産業技術高等専門学校】FraudShield AI

メンター
柳原 尚史
株式会社Ridge-i　代表取締役社長

意気込み
2次審査提出締め切りまでできる限りの努力を尽くしました。私たちのチームは全員が2年生で、知識的にも不足している部分がありましたが、アドバイザーのオフィスアワーに参加したり、slackでアドバイスをもらったり、過去の本戦出場者からのサポートも受けながら、毎日遅くまで学校に残り、家でも開発作業を続けてきました。
12月末には進捗が振り出しに戻ってしまい、諦めようと思ったこともありました。しかし、私たちのチームメンバーは諦めず、最後まで努力し、ここまで来ることができました。私は、チームリーダーとしてこの短期間でここまで開発を進めることができたこのチームに自信を持っています。現在、チームではプロダクトの更なるブラッシュアップ案を考えているところで、本戦優勝に向けて準備を進めています。
私たちが取り組んでいるのは、大きな社会課題に対処するプロダクトです。このプロダクトので世の中に大きなインパクトを与えたいです。メンターの方とはこの思いの元、メンバーと共に開発を行っていきたいと思います。よろしくお願いします！

詐欺被害は日本社会にとって深刻な問題です。令和5年度の特殊詐欺の認知件数は19,033件にのぼり、被害額は441.2億円という巨額の被害額となっています。また今後はこれを上回るペースで深刻な状況になると言われています。そして詐欺被害の約9割が固定電話からの電話詐欺から始まっています。

そんな残酷な電話詐欺の現状を変えるべく、私たちはこの「Fraud Shield AI 」を開発しました。
本プロダクトでは詐欺電話をリアルタイムで検知し、詐欺の可能性推移を表示して音声などで知らせることで利用者に詐欺であることを被害にあう前に通知できます。これにより、どんな世代の利用者にもわかりやすく、そして容易に詐欺被害を撲滅することができます。