一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)/一般社団法人全国高等専門学校連合会/NHK/株式会社NHKエンタープライズで構成するDCON実行委員会は、「第8回 全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2027(DCON2027)」の一次審査を実施しました。その結果、49校から108チーム(131作品)が通過しました。
2020年に始まったDCONは、今回で8回目を迎えます。今年度は、49校・138チーム・174作品の応募があり、参加校数、チーム数、作品数のいずれも過去最多を記録しました。国内外から新たに5校がエントリーし、タイ・エジプトの高専も加わるなど、参加の裾野が広がっています。
一次審査を通過したチームは、今後、プロトタイプの制作に取り組み、二次審査・三次審査を経て、2027年5月に東京・渋谷で開催される本選への出場を目指します。
DCON2027 一次審査結果
今年度の応募状況および一次審査結果は、以下のとおりです。
DCONの参加規模は、大会を重ねる中で拡大しており、今年度は応募チーム数が前年度の約1.5倍に増加しました。
【応募状況】
参加校数:49校(過去最多)
応募チーム数:138チーム(過去最多。前年度:91チーム)
応募作品数:174作品(過去最多。前年度比 約1.5倍)
初エントリー:5校(国内3校・海外2校)

【一次審査結果】
一次審査通過:108チーム(49校・131作品)
DCON2027の特徴と新たな取り組み
<国内外から新たに5校がエントリー!>
今年度は、国内3校、海外2校の計5校が新たにエントリーしました。国内高専の累計エントリー校数は全国58校中56校となり、海外からの参加も広がっています。
[初エントリー校]
秋田工業高等専門学校
松江工業高等専門学校
近畿大学工業高等専門学校
KOSEN-KMUTT(タイ)
EJ-KOSEN(エジプト)
<ロボット基盤モデルの活用を推奨!>
DCON2027では、フィジカルAI分野への挑戦を後押しするため、参加チームに対してロボット基盤モデルの活用を推奨しています。今後は、関連する講義・実習や計算資源の提供などを通じて、参加チームの取り組みを支援するほか、本選では、ロボット基盤モデルの活用に挑戦したチームを対象に、新たに「フィジカルAI賞(仮称)」を設ける予定です。
<地域の課題や身近な「好き」を出発点に、高専生ならではの発想で課題解決に挑む>
今年度は、地域の伝統芸能の担い手不足や豪雪地帯の雪下ろし、農作物の獣害対策など、地域に根ざした課題を出発点とする作品が数多く寄せられました。課題を抱える当事者へのヒアリングや現場調査を重ね、課題を深く理解しようとする姿勢は、審査員からも高く評価されました。
一方で、趣味やスポーツ、音楽など、自身の興味・関心から生まれた独創的な提案に加え、ロボットや自律走行など、AIとハードウェアを組み合わせたものづくりに挑む作品も見られました。地域・社会課題への関心と、高専生ならではの自由な発想の両方が見られたことが、今年度の応募作品の魅力です。
一次審査通過チーム
一次審査を通過した108チーム(49校・131作品)の一覧は、DCON公式サイトで公開しています。
各チームの学校名、チーム名、作品名および作品概要は、以下をご覧ください。
今後の予定
一次審査を通過したチームは、今後、プロトタイプの制作に取り組み、二次審査・三次審査を経て本選出場を目指します。
・2027年1月12日(火)13時:プロトタイプ提出締切
・2027年1月28日(木):二次審査結果発表
・2027年2月24日(水):三次審査結果発表・本選出場チーム決定
・2027年5月14日(金):本選・技術審査会
・2027年5月15日(土):本選プレゼンテーション・作品展示
本選会場:ヒカリエホール(東京都渋谷区)
DCONとは
全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト(DCON)は、高専生が日頃培ってきた「ものづくりの技術力」と「ディープラーニング」を掛け合わせ、社会課題の解決や市場創造を見据えた事業アイデアをもとに、その事業性を「企業評価額」という指標で評価する事業創出型コンテストです。
高専生ならではの発想力と技術力を活かした多様で新規性の高い作品が多数寄せられており、地域社会や産業分野における課題解決をテーマとした作品も多く見られます。コンテスト出場を契機に、実際に起業・事業化へと至る事例も生まれており、これまでに14社のスタートアップ企業が誕生しています。こうした在学中からの起業・事業化への挑戦を後押しする取り組みを通じて、未来のものづくりを担う人材を発掘するとともに、社会実装につながる人材育成への寄与を目指します。

DCON公式X:https://x.com/DCON_JDLA/
DCON公式Facebook:https://www.facebook.com/DCON123/
▼主催
DCON実行委員会(一般社団法人日本ディープラーニング協会/一般社団法人全国高等専門学校連合会/NHK/株式会社NHKエンタープライズ)
▼後援
環境省/渋谷区/国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)/独立行政法人情報処理推進機構(IPA)/一般社団法人AIロボット協会/一般財団法人高専人会/株式会社日本経済新聞社
▼パートナー
・ゴールドパートナー
株式会社アクセスネット/ウエスタンデジタルテクノロジーズ合同会社/株式会社セブン銀行/トピー工業株式会社/日本電気株式会社/日本電技株式会社/株式会社フソウ
・シルバーパートナー
アイング株式会社/NGK株式会社/ソフトバンク株式会社/株式会社ビズリーチ/株式会社HIBARI/株式会社ポーラメディカル/株式会社村田製作所/ルネサスエレクトロニクス株式会社
・ブロンズパートナー
小町 洋
▼協力
株式会社AVILEN/株式会社ABEJA/株式会社イクシス/株式会社Insight Edge/WiL/MPower Partners Fund L.P./クウジット株式会社/株式会社クラフター/株式会社SCIEN/さくらインターネット株式会社/株式会社jig.jp/株式会社Shiftall/ストックマーク株式会社/SpiralAI株式会社/株式会社soda/株式会社tiwaki/株式会社ディープコア/Telexistence株式会社/東京大学大学院工学系研究科/ニューラルグループ株式会社/株式会社ハイレゾ/HEROZ株式会社/株式会社フォトシンス/富士ソフト株式会社/フラー株式会社/株式会社ブレインパッド/ボストン コンサルティング グループ合同会社/株式会社モルフォ/株式会社LEO/早稲田大学
▼参考:DCON2027 一次審査員(五十音順・敬称略)
伊藤 明裕/岩永 昇二/柏原 悠人/黒住好忠/道上竣介/小町 洋/髙栁 雅弘/武田 巧達/野﨑 春太郎/丸山 真幸/水谷 友彦/森 孝夫/安川 武男/谷津 祐哉